2023/05/15 12:44
米国株週間相場見通し:神経質な値動きか
今週のNY株式市場は、債務上限問題や景気・利上げ動向の不透明感を受けて方向感を欠く展開となりそうだ。
米債務上限の引き上げを巡っては、与野党の議論が進まない中で「早ければ6月1日にも、政府機関の閉鎖や行政サービスの停止が現実となる」と警戒される状態。最終的に双方なんらかの形で妥結するとみる向きが多いとはいえ、短期的にマーケットの上値を重くする要因になり得る。
また、ミシガン大学が先週末(12日)発表した5月の消費者態度指数もマイナス材料視される可能性がある。同指数が2022年11月以来の低水準に落ち込んだことが明らかにされたほか、5年先のインフレ見通しが3.2%に上昇し(4月は3.0%)、11年以来の高水準となったことが警戒されている(これにより、後退していた6月利上げ観測が再浮上)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米債務上限の引き上げを巡っては、与野党の議論が進まない中で「早ければ6月1日にも、政府機関の閉鎖や行政サービスの停止が現実となる」と警戒される状態。最終的に双方なんらかの形で妥結するとみる向きが多いとはいえ、短期的にマーケットの上値を重くする要因になり得る。
また、ミシガン大学が先週末(12日)発表した5月の消費者態度指数もマイナス材料視される可能性がある。同指数が2022年11月以来の低水準に落ち込んだことが明らかにされたほか、5年先のインフレ見通しが3.2%に上昇し(4月は3.0%)、11年以来の高水準となったことが警戒されている(これにより、後退していた6月利上げ観測が再浮上)。
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