米労働省は29日、新規失業保険申請件数（季節調整済み）を発表し、6月24日までの1週間で23万9000件（前週改定値比↓2万6000件）に減ったことを明らかにした。市場予想（約26万5000件）を大きく下回っている。米現地メディアによると、減少幅が過去20カ月で最も大きく、過去米労働市場の堅調さを示した形だ。前週分については、従来の「26万4000件」から「26万5000件」にやや上方修正した。週ごとの変動をならした4週移動平均値は、前週改定値を1500件上回る25万7500件に増えている。
　2週以上受給した継続受給者数は、6月17日時点で174万2000件（前週比↓1万9000件）に減少した。こちらも市場予想（約176万5000件）を下回っている。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。