2023/05/16 08:45
米国株大引け概況(詳報): 反発、半導体関連銘柄が高い
週明け15日のNY株式市場は、やや薄商いのなかで強含む展開。主要指標のダウ平均が前営業日比47.98ドル(0.14%)高の3万3348.60ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が80.47ポイント(0.66%)高の1万2365.21 ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、12.20ポイント(0.30%)高の4136.28ポイントと反発している。
債務上限問題を巡る懸念などが引き続き重しだが、一部の大型株が序盤の下落から盛り返した(バイデン大統領は16日に議会指導部と会談する予定)。イエレン財務長官は「6月1日にも資金繰りが行き詰まる」と警鐘を鳴らす一方、米国がデフォルトを回避することに期待感を示している。また、このところ軟調が続いていた地銀株の値動きが堅調だったこともセンチメントを支えた。このほか、産金大手ニューモント(@NEM/U)による豪ニュークレストの買収、天然ガスの川中企業ワンオーク(@OKE/U)によるマゼラン・ミッドストリーム・パートナーズ(@MMP/U)の買収など、大型M&Aの発表が相次いだことも相場の追い風となった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。素材や金融、資本財、情報技術などのセクターが強含んだ。半導体関連銘柄の上げが目立ち、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.16%高、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が6.11%高、半導体装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が4.32%高と値を上げている(SOX指数は2.68%高)。このほか、前述のニューモント(@NEM/U)が2.50%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が3.26%高、金融大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が2.07%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が3.41%高と買われた。
一方、ディフェンシブな公益、生活必需品、ヘルスケアなど5業種は弱含み。再生エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が0.54%安、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.78%安、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が0.89%安と値を下げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
債務上限問題を巡る懸念などが引き続き重しだが、一部の大型株が序盤の下落から盛り返した(バイデン大統領は16日に議会指導部と会談する予定)。イエレン財務長官は「6月1日にも資金繰りが行き詰まる」と警鐘を鳴らす一方、米国がデフォルトを回避することに期待感を示している。また、このところ軟調が続いていた地銀株の値動きが堅調だったこともセンチメントを支えた。このほか、産金大手ニューモント(@NEM/U)による豪ニュークレストの買収、天然ガスの川中企業ワンオーク(@OKE/U)によるマゼラン・ミッドストリーム・パートナーズ(@MMP/U)の買収など、大型M&Aの発表が相次いだことも相場の追い風となった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。素材や金融、資本財、情報技術などのセクターが強含んだ。半導体関連銘柄の上げが目立ち、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.16%高、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が6.11%高、半導体装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が4.32%高と値を上げている(SOX指数は2.68%高)。このほか、前述のニューモント(@NEM/U)が2.50%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が3.26%高、金融大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が2.07%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が3.41%高と買われた。
一方、ディフェンシブな公益、生活必需品、ヘルスケアなど5業種は弱含み。再生エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が0.54%安、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.78%安、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が0.89%安と値を下げた。
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