2023/02/02 08:49
米国株大引け概況(詳報): 続伸、ナスダックは2%高
1日のNY株式市場は、パウエルFRB議長の記者会見が始まった後に買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比6.92ドル(0.02%)高の3万4092.96ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が231.77ポイント(2.00%)高の1万1816.32ポイントとそろって続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、42.61ポイント(1.05%)高の4119.21ポイントと続伸して引けている。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、主要株価指数は中盤までマイナス圏で横ばい推移だったものの、パウエルFRB議長の記者会見が始まるとハイテク株を中心に上げ基調へ転じた。FOMCでは満場一致で0.25%の利上げが決められた後、パウエルFRB議長が「まだやるべきことがある」と利上げ継続を示唆する一方、「ディスインフレプロセスが始まったと初めて言えるようになった」とコメント。利上げ停止時期に言及しなかったが、金融市場の楽観による足元の株価ラリーなどに対する批判も無かった。債券は買われ、2年債利回りと10年債利回りはそれぞれ4.11%(↓0.09ポイント)、3.42%(↓0.09ポイント)へさらに低下している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(エネルギーのみ逆行安)。なかでも大型ハイテク株が含まれる情報技術、一般消費財、コミュニケーションの3セクターの上げが目立った。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が7.20%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が12.63%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.73%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.79%高と値を上げている。アドバンスト・マイクロ・デバイスが堅調な業績を発表したことを受け、半導体関連の上げが大きかった(SOX指数は5.19%高)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、主要株価指数は中盤までマイナス圏で横ばい推移だったものの、パウエルFRB議長の記者会見が始まるとハイテク株を中心に上げ基調へ転じた。FOMCでは満場一致で0.25%の利上げが決められた後、パウエルFRB議長が「まだやるべきことがある」と利上げ継続を示唆する一方、「ディスインフレプロセスが始まったと初めて言えるようになった」とコメント。利上げ停止時期に言及しなかったが、金融市場の楽観による足元の株価ラリーなどに対する批判も無かった。債券は買われ、2年債利回りと10年債利回りはそれぞれ4.11%(↓0.09ポイント)、3.42%(↓0.09ポイント)へさらに低下している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(エネルギーのみ逆行安)。なかでも大型ハイテク株が含まれる情報技術、一般消費財、コミュニケーションの3セクターの上げが目立った。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が7.20%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が12.63%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.73%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.79%高と値を上げている。アドバンスト・マイクロ・デバイスが堅調な業績を発表したことを受け、半導体関連の上げが大きかった(SOX指数は5.19%高)。
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