2023/02/15 09:04
1月のCPIが前月比0.5%上昇、前年比では6.4%上昇で上振れ
米労働省労働統計局は14日、1月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、季節調整後ベースで前月比0.5%上昇したことを明らかにした。市場予想(↑約0.5%)に一致している。前年同月比では6.4%の上昇にとどまり、7カ月連続で鈍化しているものの、市場予想(↑約6.2%)ほど減速していない。米金融当局の目標である「2%」まで道のりが長いことを示唆する内容だった。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ0.5%、2.0%ずつ上昇した。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.4%上昇(市場予想:↑約0.4%)。前年同月比では5.6%上昇にとどまり、こちらも前月(↑5.7%)から鈍化したが、市場予想(↑約5.5%)を上回った形だ。
なお、2022年12月分についてはやや上方修正した。同月のCPIとコアCPIは前月比でそれぞれ0.1%、0.4%ずつ上昇している(速報値はそれぞれ↓0.1%、↑0.3%)。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品とエネルギーがそれぞれ0.5%、2.0%ずつ上昇した。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.4%上昇(市場予想:↑約0.4%)。前年同月比では5.6%上昇にとどまり、こちらも前月(↑5.7%)から鈍化したが、市場予想(↑約5.5%)を上回った形だ。
なお、2022年12月分についてはやや上方修正した。同月のCPIとコアCPIは前月比でそれぞれ0.1%、0.4%ずつ上昇している(速報値はそれぞれ↓0.1%、↑0.3%)。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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