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2023/04/06 08:31

3月のISMサービス業景況感指数が51.2に低下、予想以上の悪化 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は5日、3月の米サービス業景況感指数(Services PMI、旧:非製造業景況感指数)を発表し、前月(55.1)を3.9ポイント下回る51.2に低下したことを明らかにした。市場予想(約54.4)以上に悪化した形。景況判断の分かれ目となる50は3カ月連続で上回っている。
 主要な個別指標は、軒並み低下。「事業活動・生産」が55.4(↓0.9ポイント)、「新規受注」が52.2(↓10.4ポイント)、「雇用」が51.3(↓2.7ポイント)に低下した。「サプライヤー納期」は45.8(↓1.8ポイント)に短縮している。インフレ高進で注目されていた「(仕入れ)価格」も59.5(↓6.1ポイント)に低下した。
 毎月第3営業日に発表される米サービス業景況感指数は、「非製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するサービス会社の購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作成された「事業活動・生産」「新規受注」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」の4つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成されている。


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