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2023/05/31 09:38

エヌビディア3%高、時価総額が一時的に1兆ドルの大台超え 無料記事

 3連休明け30日のNY株式市場では、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が前営業日比2.99%高の401.11ドルと3日続伸し、上場来高値を切り上げて取引を終えた(場中では一時7.68%高の419.38ドルまで上昇)。先週発表された好業績や強気のガイダンスが引き続き追い風となっている。
 場中では、同社の時価総額が「1兆ドル」の大台を一時的に超える場面があった(その後は利食い売りに押され、引け時点の時価総額は約9900億ドル)。時価総額の「1兆ドル」超えは米企業として7番目、半導体企業としては史上初めて。米企業の時価総額ランキングでは、アップル(@AAPL/U)、マイクロソフト(@MSFT/U)、アルファベット(@GOOGL/U)、アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)に継ぐ5位につけている。
 エヌビディアを巡っては、先週24日引け後に発表された「衝撃的」なガイダンスが市場の注目を集めた。会社側が設定した第2四半期(5〜7月)売上高の予想値は「110億ドル±2%」に上り、市場予想の「約71億5000万ドル」を5割余り上回る内容。人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」や生成AIの人気化に伴い、データセンター向け・AI向けGPUの需要増が追い風になっている。


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