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2023/08/03 10:53

ソーラーエッジ18%安、期待外れの3Qガイダンスなどを嫌気 無料記事

 2日のNY株式市場では、太陽光発電システムプロバイダーのソーラーエッジ・テクノロジーズ(@SEDG/U)が前日比18.36%安の195.51ドルと急落して取引を終えた。最新決算で売上高が下振れ、ガイダンスも低調だったことがマイナス材料視されている。
 前日引け後に発表した第2四半期(4〜6月)決算は、売上高が前年同期比36.20%増の9億9129万ドルに伸びるなか、純利益がほぼ8倍の1億1951万ドルに膨らむという結果だが、売上高が市場予想(約9億9640万ドル)をやや下回った。調整後・粗利益率(非GAAP)は26.7→32.7%(↑6.0ポイント)に上向くなか、調整後・営業利益(非GAAP)が126%増の1億9100万ドルに膨らんだ。
 ガイダンスは期待外れ。会社側は第3四半期(7〜9月)の業績について、売上高を8億8000万〜9億2000万ドル、調整後・粗利益率を28〜31%、調整後・営業利益を1億1500万〜1億3500万ドルと予想した。前期比で減収減益になると見込んだ格好。同売上高ガイダンスは市場予想(約10億5000万ドル)を下回った。
 米現地メディアによると、高金利が太陽光発電市場の逆風。燃料価格の下落に伴う公共料金の低下も重なり、太陽光発電製品の価格が下落圧力に直面しているという。


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