格付け・金融情報サービス大手のS&Pグローバル(@SPGI/U)は21日、2月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値を発表し、前月（46.8）を3.4ポイント上回る50.2に上昇したことを明らかにした。市場予想（約47.5）を上回り、景気拡大・縮小の分かれ目となる50を8カ月ぶりに上回っている。
　サービス業が持ち直し。種類別では、米製造業PMIが47.8（前月比↑0.9ポイント）、米サービス業PMIが50.5（同↑3.7ポイント）とそろって上昇した。ともに市場予想（それぞれ約47.2、約47.3）を上回っている。
　PMIデータは（22年3月にS&Pグローバルへ吸収合併された）IHSマークイットによって世界40カ国以上で集計されたもの。民間企業の上級管理職を対象に調査したデータに基づいて月次ベースで作成されている。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。


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