2023/03/15 09:19
2月のCPIが前月比0.4%上昇で予想に一致、前年比では6%上昇
米労働省労働統計局は14日、2月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、季節調整後ベースで前月比0.4%上昇したことを明らかにした。1月(↑0.5%)からやや鈍化し、市場予想(↑約0.4%)に一致している。前年同月比では6.4%上昇し、こちらも市場予想(↑約6.0%)に一致。米金融当局の目標である「2%」まで道のりが長いものの、8カ月連続で伸びが鈍化している。
項目別では、食品が0.4%上昇する一方、エネルギーが0.6%低下した。指数の約3分の1を占める住宅コスト(Shelter)は0.8%上昇している(アナリストによると遅行指標であり、当局側は年内に減速すると予想している)。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.5%上昇し、市場予想(↑約0.4%)を上回った。前年同月比では5.5%上昇。1月(↑5.6%)からやや鈍化し、市場予想(↑約5.5%)に一致している。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品が0.4%上昇する一方、エネルギーが0.6%低下した。指数の約3分の1を占める住宅コスト(Shelter)は0.8%上昇している(アナリストによると遅行指標であり、当局側は年内に減速すると予想している)。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.5%上昇し、市場予想(↑約0.4%)を上回った。前年同月比では5.5%上昇。1月(↑5.6%)からやや鈍化し、市場予想(↑約5.5%)に一致している。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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