2022/10/24 08:25
米国株大引け概況(詳報):急反発、米利上げ減速の観測で
21日のNY株式市場は、米利上げの減速観測で大きく買われる展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって3日ぶりに反発し、それぞれ前日比748.97ドル(2.47%)高の3万1082.65ドル、244.88ポイント(2.31%)高の1万815.72ポイントで取引を終えた。
ウォール・ストリート・ジャーナルは同日、「米連邦準備理事会(FRB)が次回11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内最後となる12月会合で利上げ幅縮小について協議するもよう」と報じた。この報道を受け、FRBによる大幅利上げペースの減速に対する期待が広がった格好だ。また、米長期金利が4.2%台まで低下したことも追い風となった。
セクター別では、S&P500指数を構成する11業種のうち全業種が上昇。なかでも、素材セクターの上げが目立つ。鉱業のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が9.99%高と急伸したのをはじめ、鉄鋼のニューコア(@NUE/U)が8.52%高、素材化学のダウ(@DOW/U)が4.22%高、衛生・清掃業務用品のエコラボ(@ECL/U)が2.76%高と買われた。
商業銀行を中心に金融セクターも高い。ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が5.25%高、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が3.71%高、シティグループ(@C/U)が3.12%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が2.70%高と値を上げている。
一方、カメラアプリ大手のスナップ(@SNAP/U)は28.21%安と暴落。2022年7〜9月期決算で、増収率が前年同期比約6%と2017年の上場以来最低を記録したことが嫌気された。インフレの高進やウクライナ紛争の影響で広告需要が落ち込んでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ウォール・ストリート・ジャーナルは同日、「米連邦準備理事会(FRB)が次回11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内最後となる12月会合で利上げ幅縮小について協議するもよう」と報じた。この報道を受け、FRBによる大幅利上げペースの減速に対する期待が広がった格好だ。また、米長期金利が4.2%台まで低下したことも追い風となった。
セクター別では、S&P500指数を構成する11業種のうち全業種が上昇。なかでも、素材セクターの上げが目立つ。鉱業のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が9.99%高と急伸したのをはじめ、鉄鋼のニューコア(@NUE/U)が8.52%高、素材化学のダウ(@DOW/U)が4.22%高、衛生・清掃業務用品のエコラボ(@ECL/U)が2.76%高と買われた。
商業銀行を中心に金融セクターも高い。ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が5.25%高、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が3.71%高、シティグループ(@C/U)が3.12%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が2.70%高と値を上げている。
一方、カメラアプリ大手のスナップ(@SNAP/U)は28.21%安と暴落。2022年7〜9月期決算で、増収率が前年同期比約6%と2017年の上場以来最低を記録したことが嫌気された。インフレの高進やウクライナ紛争の影響で広告需要が落ち込んでいる。
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