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2023/09/26 08:46

米国株大引け概況(詳報): 反発、4日続落後に押し目買い 無料記事

 週明け25日のNY株式市場は、金融当局のタカ派姿勢で先週大きく売られただけに、押し目買いで強含む展開。主要指標のダウ平均が前日比43.04ドル(0.13%)高の3万4006.88ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が59.51ポイント(0.45%)高の1万3271.32ポイントとそろって5営業日ぶりに反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、17.38ポイント(0.40%)高の4337.44ポイントと5営業日ぶりに反発して引けている。
 長期金利の上昇基調が続いているものの、この日の株式市場は債券市場の動向を概ね無視。10年債利回りが4.53%(↑0.12ポイント)と16年ぶり高水準をつけたが、「短期的に売られすぎ」との見方もあるなか、大型株を中心に強含む流れとなった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が上昇。景気動向に敏感なエネルギー、素材、資本財のほか、大型ハイテク株を含む一般消費財、情報技術などのセクターが買われた。石油大手のシェブロン(@CVX/U)が1.46%高、化学大手のダウ(@DOW/U)が1.67%高、物流大手のフェデックス(@FDX/U)が2.04%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.67%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.47%高と値を上げている。アマゾンに関しては、「新興AI企業アンソロピックに最大40億ドル出資する」と報じられたことが好感された。



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