2023/10/17 08:58
米国株大引け概況(詳報): 上昇、企業決算期待などで
週明け16日のNY株式市場は、幅広く買われる展開。主要指標のダウ平均が前営業日比314.25ドル(0.93%)高の3万3984.54ドルと続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が160.75ポイント(1.20%)高の1万3567.98ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、45.85ポイント(1.06%)高の4373.63ポイントと反発して引けている。
中東情勢の悪化が先週末に相場の重しとなったものの(株安・原油高)、週末に懸念されていた紛争の激化が無く、同問題を巡る各国の外交努力が報じられたことが買い安心感につながった。すぐにトーンが変わる恐れもくすぶるが、この日は米国債利回りの上昇(安全資産とされる米国債の売り)、原油先物の下落のほか、主要株価指数の上昇につながっている。
企業決算への期待もある。金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)やウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が先週末に堅調な決算を発表したことに続き、この日は予想以上の利益を記録した証券大手チャールズ・シュワブ(@SCHW/U)が4.66%高と急伸した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。大型ハイテク株を含む一般消費財やコミュニケーションのほか、資本財、公益、金融など幅広く買われた。EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.13%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.05%高、農機大手のディア(@DE/U)が2.60%高、製薬大手のファイザー(@PFE/U)が3.61%高と値を上げている。
他の個別材料では、ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ(@LULU/U)が10.31%高と急騰。S&P500構成銘柄に採用されたことが好感された。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中東情勢の悪化が先週末に相場の重しとなったものの(株安・原油高)、週末に懸念されていた紛争の激化が無く、同問題を巡る各国の外交努力が報じられたことが買い安心感につながった。すぐにトーンが変わる恐れもくすぶるが、この日は米国債利回りの上昇(安全資産とされる米国債の売り)、原油先物の下落のほか、主要株価指数の上昇につながっている。
企業決算への期待もある。金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)やウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が先週末に堅調な決算を発表したことに続き、この日は予想以上の利益を記録した証券大手チャールズ・シュワブ(@SCHW/U)が4.66%高と急伸した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。大型ハイテク株を含む一般消費財やコミュニケーションのほか、資本財、公益、金融など幅広く買われた。EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.13%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.05%高、農機大手のディア(@DE/U)が2.60%高、製薬大手のファイザー(@PFE/U)が3.61%高と値を上げている。
他の個別材料では、ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ(@LULU/U)が10.31%高と急騰。S&P500構成銘柄に採用されたことが好感された。
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