格付け・金融情報サービス大手のS&Pグローバル(@SPGI/U)は23日、8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値を発表し、前月（52.0）を1.6ポイント下回る50.4に低下したことを明らかにした。市場予想（約51.5）以上に下落し、6カ月ぶりの低水準を記録した格好。景気拡大・縮小の分かれ目となる50は7カ月連続で上回っている。
　種類別では、米製造業PMIが47.0（前月比↓2.0ポイント）、米サービス業PMIが51.0（同↓1.3ポイント）に下落した。ともに市場予想（それぞれ約49.0、約52.2）を下回っている。
　PMIデータは（22年3月にS&Pグローバルへ吸収合併された）IHSマークイットによって世界40カ国以上で集計されたもの。民間企業の上級管理職を対象に調査したデータに基づいて月次ベースで作成されている。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。


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