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2022/10/27 08:43

米国株大引け概況(詳報): ダウほぼ横ばい、ナスダックは4日ぶり反落 無料記事

 26日のNY株式市場は、ハイテク株とそれ以外の銘柄でまちまちな展開。主要指標のダウ平均が前日比2.37ドル(0.01%)高の3万1839.11ドルとほぼ横ばいとなる一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は228.13ポイント(2.04%)安の1万970.99ポイントと4営業日ぶりに反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も下落し、28.51ポイント(0.74%)安の3830.60ポイントと4営業日ぶりに反落している。
 この日は主要ハイテク企業の業績悪化が相場の重し。7〜9月期業績が下振れたアルファベット(@GOOGL/U)、ガイダンスが下振れたマイクロソフト(@MSFT/U)がそれぞれ9.63%、7.72%ずつ急落した。決算発表を26日引け後に控えたメタ・プラットフォームズ(@META/U)、週後半に予定するアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)も懸念され、それぞれ5.59%安、4.10%安で引けている(メタは引け後に20%弱の急落)。
 一方、引き締め緩和への期待感で、ハイテク株以外の銘柄は総じて堅調。26日にカナダ中銀が0.5%の利上げを決めたことを受け(市場予想:0.75%)、米国でも「利上げペースを鈍化させる」との連想が働いている。米国債が買われ、2年債利回りが4.40%(↓0.08ポイント)、10年債利回りが4.00%(↓0.10ポイント)に低下した。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇(5業種は下落)。原油続伸(↑3%)を追い風にエネルギーが値を上げたほか、他の景気敏感セクター(素材、資本財)や金融、ヘルスケアも買われている。業績下振れで航空機大手ボーイング(@BA/U)が8.77%安と売られたものの、石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が1.19%高、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が5.27%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が3.37%高、好決算を発表したクレジットカード大手ビザ(@V/U)が4.60%高と値を上げた。一方、前述したように大型ハイテク株が急落したため、コミュニケーション(↓5%弱)、情報技術(↓2%超)などのセクターの下げはきつかった。


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