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2022/10/04 08:45

米国株大引け概況(詳報): 急反発、金利低下が支援材料 無料記事

 週明け3日のNY株式市場は、ここ3週連続で売り込まれていただけに押し目買いが入る展開。主要指標のダウ平均が前営業日比765.38ドル(2.66%)高の2万9490.89ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が239.81ポイント(2.27%)高の1万815.43ポイントとそろって急伸し、3営業日ぶりに反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も92.81ポイント(2.59%)高の3678.43ポイントと上昇し、先週末につけた約2年ぶり安値水準から回復している。
 先週に一時4%台をつけた10年債利回りが3.64%(↓0.19ポイント)に急低下したことが相場の追い風。英トラス政権が高額所得者に対する減税計画を撤回したこと、米国景気の減速感(9月ISM製造業景況観指数や8月建設支出の下振れ)などが金利動向に影響した形だ。「米金融当局が積極的な利上げスタンスを緩和する必要に迫られる」との観測も再浮上し、政策金利動向に敏感な2年債利回りが4.11%(↓0.17ポイント)に下がった。
 セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。景気敏感のエネルギーや素材、大型ハイテク株が含まれる情報技術やコミュニケーションなどのセクターが軒並み急上昇した。原油の反発(↑5%超)で石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)がそれぞれ5.28%、5.61%ずつ買われたほか、IT大手のアップル(@AAPL/U)が3.08%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が3.37%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.28%高と値上がりしている。
 ただ、一般消費財セクターは小幅高にとどまった。第3四半期(7〜9月)のEV販売台数が下振れたため、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.62%安と急落したことが同セクターの重しとなっている。


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