2023/05/19 09:55
AI需要への楽観でエヌビディア5%高、年初来で株価2倍超え
18日のNY株式市場では、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が前日比4.97%高の316.78ドルと4日続伸で取引を終えた。昨年末に人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」が人気化してからGPUのAI需要に対する楽観論が続くなか、年初来の株価上昇率が100%を突破(2022年12月30日終値:146.14ドル)。21年11月に記録した過去最高値(346.47ドル)が視野に入ってきた。
来週24日の第1四半期(2〜4月)決算発表を前に、複数のブローカーがエヌビディアに対して一段と強気な見方を示していることが追い風。オッペンハイマーとサスケハナは18日の最新リポートで、目標株価をそれぞれ300→350ドル(↑17%)、310→350ドル(↑13%)に上方修正した。AI開発でエヌビディアのGPUが必要なことなどを踏まえ、業績の上振れやガイダンスの上方修正を期待している。
ただAIブームによって、エヌビディアの足元の株価は決して割安な水準ではない。向こう12カ月の予想PER60倍近くで取引されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
来週24日の第1四半期(2〜4月)決算発表を前に、複数のブローカーがエヌビディアに対して一段と強気な見方を示していることが追い風。オッペンハイマーとサスケハナは18日の最新リポートで、目標株価をそれぞれ300→350ドル(↑17%)、310→350ドル(↑13%)に上方修正した。AI開発でエヌビディアのGPUが必要なことなどを踏まえ、業績の上振れやガイダンスの上方修正を期待している。
ただAIブームによって、エヌビディアの足元の株価は決して割安な水準ではない。向こう12カ月の予想PER60倍近くで取引されている。
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