詳細
検索 (期間指定)
期間

2023/04/19 08:49

米国株大引け概況(詳報): もみ合い、ダウは小反落 無料記事

 18日のNY株式市場は、前日終値を挟んでもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比10.55ドル(0.03%)安の3万3976.63ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が4.31ポイント(0.04%)安の1万2153.41ポイントと小反落する一方、機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は3.55ポイント(0.09%)高の4154.87ポイントと小幅に続伸して取引を終えた。
 引き締め動向や企業決算動向をにらみながら方向感のない状態。この日発表された第1四半期決算はまちまちだった。銀行大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が0.63%高、軍用航空機大手のロッキード・マーチン(@LMT/U)が2.40%高と買われる一方、金融大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.70%安、ヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が2.81%安と売られている。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。景気動向に敏感な資本財、エネルギー、素材などが強含んだ。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.95%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が1.63%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が1.99%高と値を上げている。
 また、住宅建設銘柄も軒並み高。3月の住宅着工件数が2カ月連続で上振れるなか、DRホートン(@DHI/U)とレナー(@LEN/U)がそれぞれ2.71%、3.03%ずつ上昇した。
 一方、コミュニケーションやヘルスケアなど4業種は下落。ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.39%安と続落したほか、通信キャリア大手のベライゾン・コミュニケーション(@VZ/U)が1.32%安で引けた。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース