米商務省センサス局は20日、11月の住宅着工件数を発表し、年率換算値（季節調整済み）で前月改定値比0.5％減の142万7000戸に縮小したことを明らかにした（前年同月比では16.4％減）。市場予想（約140万戸）は上回る。10月分については、速報値の「4.2％減の142万5000戸」から「2.1％減の143万4000戸」に上方修正した。
　11月の種類別着工件数は、一戸建てが前月比4.1％減の82万8000戸に縮小する半面、5世帯以上の集合住宅が同4.8％増の58万4000戸に拡大している。
　住宅着工件数の先行指標とされる建設許可件数は急減。前月比11.2％減の134万2000戸に落ち込み、市場予想（約148万戸）を大きく下回った。


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