昨年に小規模なリストラを実施したと報じられていた米IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)に関して、より大規模なリストラ観測が新たに浮上した。英スカイニュースが17日に消息筋情報として伝えたところによると、同社は従業員全体の約5％を削減することを検討しているもよう。世界各地でかなりの数のポストを減らす計画を向こう数日中に公表する可能性があるという。2022年6月末時点で同社の従業員数が約22万1000人に上るため（うち米国が12万2000人、海外が9万9000人）、同5％は約1万1000人に相当する。
　同社は昨年7月に「小規模なリストラに着手した」と伝えらえたほか、10月にも複数部門に跨るリストラ計画を発表し、「1000人未満が対象となったもよう」と報じられている。今回の観測が事実であれば、アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)やメタ・プラットフォームズ(@META/U)など他のテック企業と同様、人員削減に本腰を入れた格好となる。


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