5日のNY株式市場では、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック、@META/U)が前営業日比2.92％高の294.37ドルと買われて取引を終えた。新たなメッセージアプリの導入が期待されているようだ。
　メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はこの日、「Twitter」に類似のメッセージアプリ「Threads」のサービス開始を正式発表した。メタも公式ブログで、「傘下Instagramチームが開発した『Threads』アプリが現在、100カ国以上の地域でApple App StoreやGoogle Play Storeから無料でダウンロードできる」と発表した。「既存のInstagramアカウントを使ってログインするだけ」と説明している。
　「Threads」のリリースは、イーロン・マスク氏傘下の「Twitter」の運営が不安定な状況下で行われた。「Twitter」は最近、極端なレベルのデータスクレイピングなどに対処するため、一日に一定数のツイートしか閲覧できないよう「レート制限」を課したため、多数ユーザーから批判されている。


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