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2023/02/08 10:31

1Q上振れでスカイワークス13%高、20億ドルの自社株買い計画を発表 無料記事

 7日のNY株式市場では、ワイヤレス通信半導体大手のスカイワークス・ソリューションズ(@SWKS/U)が前日比12.53%高の122.97ドルと急伸して取引を終えた。足元業績が市場予想ほど悪くなかったこと、大規模な自社株買い計画を打ち出したことなどが支援材料となっている。
 前日(6日)引け後に発表された第1四半期(10〜12月)決算は、売上高が前年同期比11.99%減の13億2930万ドル、純利益が同22.63%減の3億940万ドルに縮小するという減収減益の結果だが、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、2.59ドル)はともに市場予想(それぞれ約13億2300万ドル、約2.58ドル)をやや上回った。
 ガイダンスは低調。会社側は第2四半期(1〜3月)の業績について、売上高を11億2500万〜11億7500万ドル(前年実績は13億3560万ドル)、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を2.02ドル(同2.63ドル)と予想した。2ケタの減収減益が続くと見込んだ格好だ。
 ただ、株主還元は強化。同社取締役会は、新たに20億ドルの自社株買い計画を承認した。同社にとって、時価総額(200億ドル弱)の10%余りの規模。「当社の事業に対する信頼と継続的にフリーキャッシュフローを生み出す能力を示した」と説明している。


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