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2023/08/24 08:37

米国株大引け概況(詳報): 上昇、大型ハイテク株が高い 無料記事

 23日のNY株式市場は、金利が下落するなか、大型ハイテク株を中心に買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比184.15ドル(0.54%)高の3万4472.98ドルと反発し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が215.16ポイント(1.59%)高の1万3721.03ポイントと3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、48.46ポイント(1.10%)高の4436.01ポイントと反発して引けている。
 欧州で発表された一連の8月PMIが軟調だったことを受け、欧州での金利低下が米国にも波及した(米国の8月PMIも下振れ)。米国債が買われ、2年債利回りが4.97%(↓0.08ポイント)、10年債利回りが4.19%(↓0.13ポイント)と急低下したことが相場の追い風となっている。引け後の決算発表が期待されたGPU大手エヌビディア(@NVDA/U)が買われたほか、他の大型ハイテク株も軒並み買われる流れとなった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が軒並み上昇(エネルギーのみ下落)。なかでも大型ハイテク株を含む情報技術(↑2%弱)、コミュニケーション(↑2%弱)の上げが目立った。前述したエヌビディアが3.17%高と値を上げたほか、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.19%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.41%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.71%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.31%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が3.48%高と買われている。


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