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2023/06/02 09:30

5月のISM製造業景況感指数は46.9に低下、7カ月連続で活動縮小 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は1日、5月の米製造業景況感指数(PMI)を発表し、前月(47.1)を0.2ポイント下回る46.9に低下したことを明らかにした。市場予想(約47)をやや下回り、7カ月連続で景況判断の分かれ目となる50を下回っている。米経済の1割超を占める製造業の活動が引き続き、縮小傾向にあることが示された形だ。
 同指数を構成する主要サブ指数はまちまち。「生産」が51.1(↑2.2ポイント)、「雇用」が51.1(↑2.2ポイント)に上昇したものの、「新規受注」が42.6(↓3.1ポイント)、「サプライヤー納期」が43.5(↓1.1ポイント)に低下した。なお、「(仕入れ)価格」は44.2(↓9.0ポイント)に急低下している(市場予想は約52.3)。
 毎月第1営業日に発表されるPMIは、「製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するメーカーの購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作られ、「新規受注」「生産」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」「在庫」の5つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成された。


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