2022/10/17 10:41
ミシガン大学消費者態度指数:10月速報値は59.8で上振れ、インフレ期待も上昇
ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターは先週末14日、10月の消費者態度指数(速報値)を発表し、前月(58.6)を0.2ポイント上回る59.8に上昇したことを明らかにした。市場予想(約58.8)を上回っている。
指数の内訳は、「今後の見通し」が56.2(前月:58.0)に低下する一方、「現在の景況感」が65.3(前月:59.7)に上昇した。
インフレ期待も上昇。消費者の1年期待インフレ率が4.7→5.1%、(米金融当局が政策判断で注目している)5年期待インフレ率が2.7→2.9%に上向いた(市場予想はそれぞれ約4.6%、約2.8%)。
この統計は、非営利民間調査団体の全米産業審議会(コンファレンスボード)が発表する「消費者信頼感指数(CCI)」と同様に、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。原則的に速報値が毎月第2金曜日、確報値が毎月最終金曜日に発表される。1966年のデータを100として数値化している。アンケート調査の対象は、速報値で300世帯、確報値で500世帯とコンファレンスボードのCCI(調査対象:約5000世帯)より少ない。調査対象が少ないことで数値のブレが大きいものの、速報値はコンファレンスボードの消費者信頼感指数より早く発表される利点がある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
指数の内訳は、「今後の見通し」が56.2(前月:58.0)に低下する一方、「現在の景況感」が65.3(前月:59.7)に上昇した。
インフレ期待も上昇。消費者の1年期待インフレ率が4.7→5.1%、(米金融当局が政策判断で注目している)5年期待インフレ率が2.7→2.9%に上向いた(市場予想はそれぞれ約4.6%、約2.8%)。
この統計は、非営利民間調査団体の全米産業審議会(コンファレンスボード)が発表する「消費者信頼感指数(CCI)」と同様に、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。原則的に速報値が毎月第2金曜日、確報値が毎月最終金曜日に発表される。1966年のデータを100として数値化している。アンケート調査の対象は、速報値で300世帯、確報値で500世帯とコンファレンスボードのCCI(調査対象:約5000世帯)より少ない。調査対象が少ないことで数値のブレが大きいものの、速報値はコンファレンスボードの消費者信頼感指数より早く発表される利点がある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。