IT大手グループのIBM(@IBM/U)は25日、資産売却の一環として約3900人をレイオフすると発表した。CNBCなど複数の米現地メディアが25日、同社のジェームス・カヴァナー最高財務責任者(CFO)の話として伝えたもの。昨年にITインフラの運用・保守などを手がける「Kyndryl」をスピンオフし、AI部門「Watson Health」を分離したことに関連する措置。この件に絡み、「23年第1四半期（1〜3月）に3億ドルの費用を計上する」との見通しを示している。リストラの対象は、従業員全体（約26万人）の約1.5％に相当する。
　なお、会社側は「依然として高成長分野での人員採用を継続する」と予想した。


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