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2026/03/13 08:55 NEW!!

米国株大引け概況(詳報): 下落、原油高騰が懸念材料 無料記事

 12日のNY株式市場は、幅広く売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比739.42ドル(1.56%)安の4万6677.85ドルと3日続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が404.15ポイント(1.78%)安の2万2311.98ポイントと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、103.18ポイント(1.52%)安の6672.62ポイントと3日続落で引けている。
 原油価格の急伸が株式相場の重し。ペルシャ湾やホルムズ海峡でさらに多くのタンカーが襲撃されたと報じられるなか、WTI原油先物は1バレル95.73ドル(↑約9.7%)と大幅続伸した。CNBCによると、イランの新最高指導者モジタバ・ハネメイ師は「ホルムズ海峡は閉鎖されたままでなければならない」との声明を出している。一方、クリス・ライト米エネルギー長官は「海峡を通るタンカーを米海軍が護衛する準備はまだ整っていない。今月末までに護衛できるようにしたい」と述べた。
 原油の上昇基調に歯止めがかからないなか、年内の米利下げは不透明感が漂う状態。インフレ懸念で米国債の売りが続き、2年債利回りが3.74%(↑0.09ポイント)、10年債利回りが4.26%(↑0.03ポイント)に上昇。VIX指数(恐怖指数)も27.29(↑3.06)へさらに上向いた。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が軒並み下落。資本財やヘルスケア、金融のほか、大型ハイテク株を含む一般消費財、情報技術、コミュニケーションといったセクターが軟調だった。大型ハイテク株では、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.14%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.55%安と値を下げたほか、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.19%安、サンディスク(@SNDK/U)が5.59%安と売られている。非ハイテク株では、金融大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が4.40%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が4.36%安と下落した。
 一方、エネルギーやディフェンシブな公益、生活必需品の3業種は逆行高。石油大手のシェブロン(@CVX/U)が2.70%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.49%高、たばこ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(@PM/U)が3.09%高と値を上げている。



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