2023/06/29 08:46
米国株大引け概況(詳報):ダウ反落、ナスダックは続伸
28日のNY株式市場は、売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均が前日比74.08ドル(0.22%)安の3万3852.66ドルと反落する一方、ナスダック総合指数は36.08ポイント(0.27%)高の1万3591.75ポイントと続伸して引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は28日、一段の金融引き締めが必要との認識を改めて示した。同議長は欧州中央銀行(ECB)主催の討論会に出席し、年内の米連邦公開市場委員会(FOMC)での連続2回の金利引き上げを排除しなかった。ただ、米経済がリセッション(景気後退)に陥るかについては、「最も可能性の高いケースだとは考えていない」と否定している。
ダウ平均構成銘柄では、主に消費関連やディフェンシブ株が売られている。ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.30%安、医療保険大手ユナイテッドヘルス(@UNH/U)が1.68%安、製薬大手のメルク(@MRK/U)が0.78%安、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が0.58%安と値を下げた。
一方、大型ハイテク株の一角が買われて相場を支えている。有力ブローカーによる目標株価の引き上げを受けてネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が3.06%高と急伸したほか、グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOGL/U)が1.56%高、IT機器大手のアップル(@APPL/U)が0.63%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.38%高と値を上げた。
他の個別動向では、食品大手のゼネラル・ミルズ(@GIS/U)が5.17%安と急落。2023年度第4四半期(3〜5月)の売上高が市場予想に届かなかったことなどが嫌気されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は28日、一段の金融引き締めが必要との認識を改めて示した。同議長は欧州中央銀行(ECB)主催の討論会に出席し、年内の米連邦公開市場委員会(FOMC)での連続2回の金利引き上げを排除しなかった。ただ、米経済がリセッション(景気後退)に陥るかについては、「最も可能性の高いケースだとは考えていない」と否定している。
ダウ平均構成銘柄では、主に消費関連やディフェンシブ株が売られている。ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.30%安、医療保険大手ユナイテッドヘルス(@UNH/U)が1.68%安、製薬大手のメルク(@MRK/U)が0.78%安、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が0.58%安と値を下げた。
一方、大型ハイテク株の一角が買われて相場を支えている。有力ブローカーによる目標株価の引き上げを受けてネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が3.06%高と急伸したほか、グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOGL/U)が1.56%高、IT機器大手のアップル(@APPL/U)が0.63%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.38%高と値を上げた。
他の個別動向では、食品大手のゼネラル・ミルズ(@GIS/U)が5.17%安と急落。2023年度第4四半期(3〜5月)の売上高が市場予想に届かなかったことなどが嫌気されている。
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