2023/11/01 10:13
キャタピラー7%安、慎重な4Q見通しに警戒感
10月31日のNY株式市場では、建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が前日比6.65%安の226.05ドルと急落して取引を終えた。最新決算が堅調な内容だったものの、慎重なガイダンスが警戒されている。
この日発表された第3四半期(7〜9月)決算が12%増収・37%増益という結果で利益が市場予想を上回ったが、市場はガイダンスの動向を注視した。会社側は電話会議で、第4四半期(10〜12月)の売上高を「前年同期をわずかに(slightly)上回る水準」、調整後・営業利益率(非GAAP)を「第3四半期を下回る水準」と予想している。また、第3四半期の受注残が前四半期比で約26億ドル減少したことも明らかにした。
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、アナリストらは第4四半期の増収率を少なくとも「5%」程度に期待していた。キャタピラー幹部は電話会議で、「受注残の減少は注文対応までのリードタイムの短縮によるもので、機械需要の減速を示すものではない」と強調し、「24年も良い年になると期待している」と述べたが、市場の懸念を払拭できなかった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この日発表された第3四半期(7〜9月)決算が12%増収・37%増益という結果で利益が市場予想を上回ったが、市場はガイダンスの動向を注視した。会社側は電話会議で、第4四半期(10〜12月)の売上高を「前年同期をわずかに(slightly)上回る水準」、調整後・営業利益率(非GAAP)を「第3四半期を下回る水準」と予想している。また、第3四半期の受注残が前四半期比で約26億ドル減少したことも明らかにした。
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、アナリストらは第4四半期の増収率を少なくとも「5%」程度に期待していた。キャタピラー幹部は電話会議で、「受注残の減少は注文対応までのリードタイムの短縮によるもので、機械需要の減速を示すものではない」と強調し、「24年も良い年になると期待している」と述べたが、市場の懸念を払拭できなかった。
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