2023/11/08 09:26
3Q上振れでデータドッグ28%高、通期見通しを上方修正
7日のNY株式市場では、クラウド運用監視システム大手のデータドッグ(@DDOG/U)が前日比28.47%高の102.20ドルと急騰して取引を終えた。足元業績の上振れや通期ガイダンスの引き上げなどが好感されている。クラウド型ソフトウェア大手のモンゴDB(@MDB/U)やスノーフレーク(@SNOW/U)なども連れ高し、それぞれ11.04%、10.66%ずつ上昇した。
この日発表されたデータドッグの第3四半期(7〜9月)決算は、売上高が前年同期比25.42%増の5億4753万ドルに伸びるなか、純損益が2263万ドルの黒字に転換するという結果で(前年同期は2598万ドルの赤字)、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、0.45ドル)ともに市場予想(それぞれ約5億2345万ドル、約0.34ドル)を上回った。増収ペースの「25%」は第2四半期とほぼ同水準だった。
会社側は好業績を踏まえ、通期ガイダンスを上方修正(第2四半期決算を発表した8月には、顧客企業が支出を抑制するなかで下方修正していた)。売上高を「20億5000万〜20億6000万ドル」→「21億300万〜21億700万ドル」、調整後・希薄化後EPSを「1.30〜1.34ドル」→「1.52〜1.54ドル」に引き上げている。第4四半期(10〜12月)の売上高については「5億6400万〜5億6800万ドル」に見込んだ(市場予想:約5億4370万ドル)。
共同創業者のオリビエ・ポメル最高経営責任者(CEO)は電話会議で、「AIネイティブ顧客」からの貢献が同四半期・年間経常収益(ARR)の2.5%に上ったと指摘した。ただ、生成AIで著名な「OpenAI」「Anthropic」などと提携しているかどうかについては答えなかった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この日発表されたデータドッグの第3四半期(7〜9月)決算は、売上高が前年同期比25.42%増の5億4753万ドルに伸びるなか、純損益が2263万ドルの黒字に転換するという結果で(前年同期は2598万ドルの赤字)、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、0.45ドル)ともに市場予想(それぞれ約5億2345万ドル、約0.34ドル)を上回った。増収ペースの「25%」は第2四半期とほぼ同水準だった。
会社側は好業績を踏まえ、通期ガイダンスを上方修正(第2四半期決算を発表した8月には、顧客企業が支出を抑制するなかで下方修正していた)。売上高を「20億5000万〜20億6000万ドル」→「21億300万〜21億700万ドル」、調整後・希薄化後EPSを「1.30〜1.34ドル」→「1.52〜1.54ドル」に引き上げている。第4四半期(10〜12月)の売上高については「5億6400万〜5億6800万ドル」に見込んだ(市場予想:約5億4370万ドル)。
共同創業者のオリビエ・ポメル最高経営責任者(CEO)は電話会議で、「AIネイティブ顧客」からの貢献が同四半期・年間経常収益(ARR)の2.5%に上ったと指摘した。ただ、生成AIで著名な「OpenAI」「Anthropic」などと提携しているかどうかについては答えなかった。
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