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2024/11/13 09:35

ボーイングの10月航空機納入数は14機、前月比6割減 無料記事

 航空機大手のボーイング(@BA/U)は12日、今年10月の航空機納入数が14機にとどまったと発表した(2020年11月以来の最低水準)。前年同期(34機)と比べて約59%減り、前月(33機)からも約58%減った格好。単月ベースでの納入数は、1月と2月が27機ずつ、3月が29機、4月と5月が24機ずつ、6月が44機、7月が43機、8月が40機、9月が33機で推移している。
 1〜10月の累計では305機を納入し、前年同期の405機と比べて約25%減少した(なお、競合のエアバス社は1〜10月期に計559機を納入)。10月末時点の受注残は6246機。総受注数は年初来で378機に上っている(キャンセル・転換分などを除いた純受注数は141機)。
 CNBCによると、9月13日から7週間続いた機械工のストライキが響いた形。10月の引き渡しは、ストの影響を受けていない労働者が同手続きを行ったとされる。同ストに参加していた3万2000人余りの機械工は12日までに工場へ戻る必要があるものの、工場の再稼働までにさらに数週間かかる見込みという。
 ボーイング株は12日、前日比2.54%安の145.17ドルと続落して取引を終えた。


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