2024/05/16 09:27
シスコの3Qは減収減益も上振れ、通期予想売上高を上方修正
コンピューター・ネットワーク機器大手のシスコ・システムズ(@CSCO/UA)は第3四半期(2〜4月)決算を発表し、売上高が前年同期比12.82%減の127億200万ドル、純利益が同41.28%減の18億8600万ドルに縮小したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後希薄化後EPS(非GAAP)は0.88ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約126億5600万ドル、約0.82ドル)を上回る。
主要グループ別の売上高は、主力のネットワーキングが27%減の65億2200万ドルに縮む一方、セキュリティが36%増の13億400万ドルに伸びた。コラボレーションは9億8700万ドルとほぼ横ばいとなっている。
地域別の売上高は、米州が15%減の73億7200万ドル、欧州・中東・アフリカが9%減の34億5800万ドル、アジア太平洋・日本・中国が12%減の18億7300万ドルと軒並み縮小した。
全体の営業利益は44.47%減の21億9100万ドルとほぼ半減。リストラ費用などがかさんだことが痛手となった。
会社側は24年7月期(23年8月〜24年7月)通期の予想業績を修正。調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を「3.68〜3.74ドル」→「3.69〜3.71ドル」)にレンジを狭める一方、売上高を「515億〜525億ドル」→「536億〜538億ドル」に引き上げた。また、第4四半期(24年5〜7月)に関しては、それぞれ「134億〜136億ドル」、「0.84〜0.86ドル」に見込んだ。
シスコ株は15日、前日比1.47%高の49.67ドルで取引を終了。引け後のアフターマーケットでは日本時間9時25分現在、終値比で5%近く上昇している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主要グループ別の売上高は、主力のネットワーキングが27%減の65億2200万ドルに縮む一方、セキュリティが36%増の13億400万ドルに伸びた。コラボレーションは9億8700万ドルとほぼ横ばいとなっている。
地域別の売上高は、米州が15%減の73億7200万ドル、欧州・中東・アフリカが9%減の34億5800万ドル、アジア太平洋・日本・中国が12%減の18億7300万ドルと軒並み縮小した。
全体の営業利益は44.47%減の21億9100万ドルとほぼ半減。リストラ費用などがかさんだことが痛手となった。
会社側は24年7月期(23年8月〜24年7月)通期の予想業績を修正。調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を「3.68〜3.74ドル」→「3.69〜3.71ドル」)にレンジを狭める一方、売上高を「515億〜525億ドル」→「536億〜538億ドル」に引き上げた。また、第4四半期(24年5〜7月)に関しては、それぞれ「134億〜136億ドル」、「0.84〜0.86ドル」に見込んだ。
シスコ株は15日、前日比1.47%高の49.67ドルで取引を終了。引け後のアフターマーケットでは日本時間9時25分現在、終値比で5%近く上昇している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。