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2024/01/04 09:31

23年12月のISM製造業景況感指数が47.4に上昇、活動縮小は14カ月連続 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は3日、2023年12月の米製造業景況感指数(PMI:Purchasing Managers Index)を発表し、前月(46.7)を0.7ポイント上回る47.4に改善したことを明らかにした。景況判断の分かれ目となる50を14カ月連続で下回ったが、市場予想(約47.1)は上回っている。
 同指数を構成する主要サブ指数では、「新規受注」が47.1(↓1.2ポイント)、「在庫」が44.3(↓0.5ポイント)に下落したが、「生産」が50.3(↑1.8ポイント)、「雇用」が48.1(↑2.3ポイント)、「サプライヤー納期」が47.0(↑0.8ポイント)に上昇した。
 毎月第1営業日に発表されるPMIは、「製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するメーカーの購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作られ、「新規受注」「生産」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」「在庫」の5つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成された。


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