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2023/10/30 09:04

米国株週間相場見通し:神経質な値動きか、景気と金融政策を見極め 無料記事

今週のNY株式市場は、米景気と金融政策の行方を気にしながら上値の重い値動きが続きそうだ。
 注目の政策金利については、次回FOMC(10/31 11/1)で利上げが行われないとの見方が大勢を占めるものの、投資家の多くが来年以降の利上げを警戒するモードに入るなど慎重スタンスが色濃い。その背景には、足元の景気が想定以上に力強いことがある。先週発表された10月のS&P製造業・非製造業景況指数や第3四半期GDPが軒並み市場予想を上回ったうえ、個人消費の物価動向を示すPECも9月のコア価格指数(前月比)が過去4カ月で最大の伸びを記録した。自動車や処方薬、海外旅行などが消費を押し上げる構図だ。これを踏まえ、今週発表される10月のISM景況指数や労働統計などにも警戒感が高まりつつある。
 一方、このところネガティブ・サプライズが続いた企業業績については、相場への影響を過度に気にする必要がなさそうだ。先週はアルファベット、メタ・プラットフォームズなどIT大手の決算が下振れる中でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が急落したものの、今週発表されるAMDやクアルコム、アップルなどに関しては、すでに株価水準が落ち込んでいるためネガティブ・サプライズが出にくい状況と言える。


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