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2023/11/02 09:34

10月のISM製造業景況感指数は46.7に低下、活動縮小は12カ月連続 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は1日、2023年10月の米製造業景況感指数(PMI:Purchasing Managers Index)を発表し、前月(49.0)を2.3ポイント下回る46.7に低下したことを明らかにした。景況判断の分かれ目となる50を12カ月連続で下回り、市場予想(約49.0)を下回っている。
 同指数を構成する主要サブ指数は、「新規受注」が45.5(↓3.7ポイント)、「生産」が50.4(↓2.1ポイント)、「雇用」が46.8(↓4.4ポイント)、「在庫」が43.3(↓2.5ポイント)と軒並み低下した(「サプライヤー納期」は47.7と1.3ポイント上昇)。
 毎月第1営業日に発表されるPMIは、「製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するメーカーの購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作られ、「新規受注」「生産」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」「在庫」の5つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成された。


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