2024/11/07 09:46
再エネ銘柄が軒並み安、トランプ氏の勝利が逆風に
6日のNY株式市場では、再生可能エネルギー関連銘柄の下げが目立った。太陽光発電システム大手のファースト・ソーラー(@FSLR/U)が前日比10.13%安の194.02ドルと急落したほか、太陽光発電向けマイクロインバーターを手掛けるエンフェーズ・エナジー(@ENPH/U)が16.82%安、住宅用ソーラー発電システム大手のサンラン(@RUN/U)が29.63%安、水素燃料電池大手のプラグ・パワー(@PLUG/U)が21.83%安と軒並み売り込まれている。
米大統領選でトランプ氏が勝利したことがマイナス材料。2022年8月にバイデン政権が成立させた「インフレ抑制法(IRA)」や気候変動対策を危うくすると警戒されている。IRAには、クリーンエネルギープロジェクトを奨励し、太陽光パネル設置を促進することを目的とした税額控除パッケージが含まれていた。ただ、同法の大部分を撤回するために、議会の支援が必要になる可能性が高い(現時点では上院で共和党が多数派を占めたが、下院の結果は不透明)。また、中国から輸入される太陽光パネルに対する新たな関税が導入される可能性を指摘する向きもあった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米大統領選でトランプ氏が勝利したことがマイナス材料。2022年8月にバイデン政権が成立させた「インフレ抑制法(IRA)」や気候変動対策を危うくすると警戒されている。IRAには、クリーンエネルギープロジェクトを奨励し、太陽光パネル設置を促進することを目的とした税額控除パッケージが含まれていた。ただ、同法の大部分を撤回するために、議会の支援が必要になる可能性が高い(現時点では上院で共和党が多数派を占めたが、下院の結果は不透明)。また、中国から輸入される太陽光パネルに対する新たな関税が導入される可能性を指摘する向きもあった。
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