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2024/02/07 09:06

米国株大引け概況(詳報): 小反発、半導体関連などは下落 無料記事

 6日のNY株式市場は、総じて強含む流れ。主要指標のダウ平均が前日比141.24ドル(0.37%)高の3万8521.36ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が11.32ポイント(0.07%)高の1万5609.00ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、11.42ポイント(0.23%)高の4954.23ポイントと反発して引けている。小型株を代表するラッセル2000指数も、16.39ポイント(0.85%)高の1953.63ポイントと上昇した。
 年初来で買われていたビッグテック銘柄の一角が利益確定売りに押される一方、アンダーパフォームしてきた銘柄に資金が流れる展開。このところ上げが目立っていたGPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.60%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.02%安と値を下げる半面、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が2.23%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が0.86%高と値を上げた。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(情報技術、コミュニケーションの2業種は下落)。景気敏感セクターの素材や資本財などが買われている。好決算で医療機器メーカーのGEヘルスケア・テクノロジーズ(@GEHC/U)が11.65%高と急伸したほか、特殊化学製品大手のデュポン・ド・ヌムール(@DD/U)が7.40%高、物流大手のユナイテッド・パーセル・サービス(@UPS/U)が4.92%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が3.85%高、自動車大手のフォード・モーター(@F/U)が4.14%高と値を上げた。
 他の個別動向では、NY地銀のNYコミュニティー・バンク(@NYCB/U)が22.22%安と再び急落。キーコープ(@KEY/U)やコメリカ(@CMA/U)などが連れ安している。


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