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2024/07/24 11:15

アルファベットの2Q上振れ、広告とクラウドがけん引 無料記事

 IT大手のアルファベット(@GOOGL/U)は第2四半期(4〜6月)決算を発表し、売上高が前年同期比13.58%増の847億4200万ドル、純利益が同28.58%増の236億1900万ドルに拡大したことを明らかにした。提携サイトなどへの支払い(TAC)を除いた調整後売上高(非GAAP)は同14.96%増の713億5500万ドルに伸び市場予想の約707億300万ドルを上回った。
 広告事業とクラウドが業績をけん引。クラウド事業は四半期ベース売上高が初めて100億ドルを突破した。部門別の売上高は、広告やアプリ販売、サブスクリプション・サービスなどで構成されるグーグル・サービスが11.53%増の739億2800万ドル、グーグル・クラウドが28.83%増の103億4700万ドルに伸長。新規事業など複数の事業セグメントで構成されるアザー・ベッツ部門の売上高は28.07%増の3億6500万ドルに伸びている。
 主力のグーグル・サービス部門では広告事業の売上高が11.13%増の646億1600万ドルに伸び、市場予想の約645億3000万ドルを上回った(広告収入の内訳は、グーグル検索・その他関連が13.79%増の485億900万ドル、YouTube広告が13.02%増の86億6300万ドル、ネットワークが5.17%減の74億4400万ドル)。広告以外では、サブスクリプションやプラットフォーム関連売上高・機器販売などが14.36%増の93億1200万ドルに伸長している。


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