2024/08/28 09:04
8月の消費者信頼感指数は103.3で上振れ、7月分をやや上方修正
非営利民間調査団体の米コンファレンス・ボードは27日、8月の消費者信頼感指数(CCI)を発表し、前月改定値(101.9)を1.4ポイント上回る103.3に上昇したことを明らかにした。市場予想(約100.8)を上回る水準。7月分については「100.3」→「101.9」に上方修正している。同統計の締切日は、8月21日に設定されていた。
8月の内訳は、現況指数が134.4(前月改定値:133.1)、期待指数が82.5(前月改定値:81.1)に上昇した。同期待指数はリセッションを示唆する「80」を2カ月連続で上回った格好だ。
チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「8月は信頼感が高まったが、過去2年続いた狭いレンジから抜け出すには至らなかった」とコメントした。「消費者は8月も(消費に対する)複雑な感情を表明し続けた。現在と将来のビジネス状況についてより楽観的だったが、労働市場に対する懸念も高まった」と補足している。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
8月の内訳は、現況指数が134.4(前月改定値:133.1)、期待指数が82.5(前月改定値:81.1)に上昇した。同期待指数はリセッションを示唆する「80」を2カ月連続で上回った格好だ。
チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「8月は信頼感が高まったが、過去2年続いた狭いレンジから抜け出すには至らなかった」とコメントした。「消費者は8月も(消費に対する)複雑な感情を表明し続けた。現在と将来のビジネス状況についてより楽観的だったが、労働市場に対する懸念も高まった」と補足している。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
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