新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(@RIVN/U)は7日、同社に17％出資するアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)と結んだ電動バン独占販売契約を終了し、他の企業にも販売を開始すると発表した。2019年に締結された同契約は、「23年までの4年間、電動バンをアマゾンに独占販売する」という内容。同契約に基づき、30年までに累計10万台のEVバンの注文をアマゾンから受けていた（現在までに1万台以上を納入）。
　米国でEV需要が低迷しているにもかかわらず、リビアンは増産する方針。市場予想を上回った第3四半期（7 9月）決算を踏まえ、RJ・スカリンジ最高経営責任者（CEO）は「今年度生産予定台数を5万2000台から5万4000台に引き上げる」と強気の目標を掲げている。
　7日のNY株式市場では、リビアンの株価が前日比1.40％高の17.42ドルと上昇して取引を終えた。


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