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2024/07/04 09:37

6月のISMサービス業景況感指数は48.8で下振れ、2カ月ぶりの縮小圏 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は3日、2024年6月の米サービス業景況感指数(Services PMI)を発表し、前月(53.8)を5.0ポイント下回る48.8に悪化したことを明らかにした。市場予想(約52.7)以上に下落し、景況判断の分かれ目となる「50」を2カ月ぶりに割り込んだ格好だ(直近3カ月では2回目の50割れ)。
 主要個別指標は軒並み下落。「事業活動・生産」が49.6(↓11.6ポイント)、「新規受注」が47.3(↓6.8ポイント)、「雇用」が46.1(↓1.0ポイント)、「サプライヤー納期」が52.2(↓0.5ポイント)に低下した。また、インフレ高進の際に注目される「(仕入れ)価格」は56.3(↓1.8ポイント)にやや下がっている。
 毎月第3営業日に発表されるNMIは、「非製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するサービス会社の購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作成された「事業活動・生産」「新規受注」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」の4つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成されている。


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