ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が自社コンテンツの拡充に注力中だ。同社は23日、TKOグループ・ホールディングス(@TKO/U)傘下の米プロレス団体「ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)」と長期的な提携契約を結び、WWEの主力番組「Raw」を同社プラットフォームで独占的に放送すると発表した。2025年1月から米国、カナダ、英国、南米などのエリアで放送を開始する予定だ。同契約の権利料は最初の10年間で50億ドル余りに相当する。ネットフリックスにはまた、5年後に契約を終了すること、10年後にさらに10年間延長することを選択する権利がある。
　ネットフリックスにとっては、ライブスポーツ分野に初めて進出する形。「Raw」にとっては、31年前の放送開始以来、初めて地上波から離脱し、ネット動画配信で流すことになる。



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