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2024/08/08 10:28

景気後退が接近、「軟着陸」の確率は35〜40%=JPモルガンのダイモンCEO 無料記事

 金融グループ大手JPモルガン・チェース(@JPM/U)のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は7日のCNBCのインタビューで「マーケットが景気後退リスクについて楽観的すぎる」という2月の見解から変わったかと尋ねられた際、同見解について従来予想と「ほぼ同じ」と回答した。現在の米国経済は全く景気後退入りしていないものの、「ソフトランディング」の確率を「35〜40%程度」と考え、最も起こりそうなシナリオが景気後退であるとの見解を依然として示している。
 また直近の相場の急変動については、「最近の株式市場の暴落と米金融当局による利下げの可能性は、人々が考えるほど重要でない」との見解も示した。マーケットは変動するものであり、「人々は日々のマーケットの変動に少し過剰反応だと思う。時に正当な理由があるものの、時にはほとんど理由がない」と語り、市場参加者に落ち着くよう促している。


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