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2024/09/26 08:56

米国株大引け概況(詳報): ダウ5日ぶりに反落、ナスダックは小幅続伸 無料記事

 25日のNY株式市場は、手掛かり材料難の中でまちまちな展開。主要指標のダウ平均が前日比293.47ドル(0.70%)安の4万1914.75ドルと5営業日ぶりに反落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が7.69ポイント(0.04%)高の1万8082.21ポイントと小幅に3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、10.67ポイント(0.19%)安の5722.26ポイントと弱含んで引けている。
 新規材料に乏しいなか、朝方から利益確定売りに押される流れ。一部大型ハイテク株が買われたことでナスダックが小幅なプラス圏で終えたが、ダウ平均やS&P500は軟調に転じた。米国債も売られ、2年債利回りが3.56%(↑0.02ポイント)、10年債利回りが3.78%(↑0.05ポイント)に上昇している。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落。景気動向に敏感なエネルギーや素材、資本財のほか、ヘルスケア、金融などのセクターが売られた。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.95%安、シェブロン(@CVX/U)が2.36%安、建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が1.99%安、バイオ医薬大手のアムジェン(@AMGN/U)が5.46%安、投資会社のブラックストーン(@BX/U)が3.03%安と値を下げている。
 一方、公益と情報技術の2業種は上昇。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.18%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が2.34%高、IT機器大手のデル・テクノロジーズ(@DELL/U)が2.44%高、電力大手のヴィストラ(@VST/U)が5.94%高、コンステレーション・エナジー(@CEG/U)が3.70%高と買われた。


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