2023/12/12 08:49
米国株大引け概況(詳報): 3日続伸、主要3指数は年初来高値を切り上げ
週明け11日のNY株式市場は、大型ハイテク株を除いて幅広く買われる展開。主要指標のダウ平均が前営業日比157.06ドル(0.43%)高の3万6404.93ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が28.52ポイント(0.20%)高の1万4432.49ポイントとそろって3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、18.07ポイント(0.39%)高の4622.44ポイントと3日続伸で引けている。主要3指数が軒並み、年初来高値を切り上げた形だ。
まちまちで寄り付いたが、中盤から上昇基調を取り戻す流れ。今週は12日の11月消費者物価指数(CPI)、12〜13日の連邦公開市場委員会(FOMC)、14日の11月小売売上高など重要指標・イベントが相次ぎ予定されるなか、やや様子見気分もくすぶったが、「ソフトランディング」への期待が依然根強かった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が軒並み上昇(コミュニケーションのみ下落)。全て1%未満の上げ幅だが、生活必需品、資本財、素材、金融など幅広く買われた。なかでも半導体関連銘柄の上げが目立ち、ブロードコム(@AVGO/U)が9.00%高、インテル(@INTC/U)が4.31%高と値を上げたほか、半導体装置のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)とKLA(@KLAC/U)がそれぞれ5.02%、4.64%ずつ上昇している(SOX指数は3.40%高)。ほかにも小売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が2.14%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が1.38%高、産業ガス大手のリンデ(@LIN/U)が1.74%高、投資会社のバークシャー・ハサウェイ(@BRK .B/U)が1.13%高と買われた。
一方、年初からこれまで相場をけん引してきた大型ハイテク株は逆行安。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.29%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.85%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.25%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.42%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.68%安と売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
まちまちで寄り付いたが、中盤から上昇基調を取り戻す流れ。今週は12日の11月消費者物価指数(CPI)、12〜13日の連邦公開市場委員会(FOMC)、14日の11月小売売上高など重要指標・イベントが相次ぎ予定されるなか、やや様子見気分もくすぶったが、「ソフトランディング」への期待が依然根強かった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が軒並み上昇(コミュニケーションのみ下落)。全て1%未満の上げ幅だが、生活必需品、資本財、素材、金融など幅広く買われた。なかでも半導体関連銘柄の上げが目立ち、ブロードコム(@AVGO/U)が9.00%高、インテル(@INTC/U)が4.31%高と値を上げたほか、半導体装置のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)とKLA(@KLAC/U)がそれぞれ5.02%、4.64%ずつ上昇している(SOX指数は3.40%高)。ほかにも小売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が2.14%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が1.38%高、産業ガス大手のリンデ(@LIN/U)が1.74%高、投資会社のバークシャー・ハサウェイ(@BRK .B/U)が1.13%高と買われた。
一方、年初からこれまで相場をけん引してきた大型ハイテク株は逆行安。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.29%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.85%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.25%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.42%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.68%安と売られた。
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