米商務省センサス局は16日、4月の住宅着工件数を発表し、年率換算値（季節調整済み）で前月改定値比5.7％増の136万件に伸びたことを明らかにした（前年同月比では0.6％減）。市場予想（約142万1000件）は大きく下回っている。なお、3月分に関しては、速報値の「14.7％減の132万1000件」→「16.8％減の128万7000件」に下方修正した。
　3月の種類別着工件数は、五世帯以上の集合住宅が前月比31.4％増の32万2000件に回復したものの、一戸建てが0.4％減の103万1000件に縮小している。
　住宅着工件数の先行指標とされる建設許可件数も、前月比3.0％減の144万件に縮小した。こちらも市場予想（約148万件）を下回っている。


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