2023/11/28 08:44
米国株大引け概況(詳報): 弱含み、ナスダック小幅続落
週明け27日のNY株式市場は、やや弱含む展開。主要指標のダウ平均が前営業日比56.68ドル(0.16%)安の3万5333.47ドルと小反落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が9.83ポイント(0.07%)安の1万4241.02ポイントと小幅続落で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、8.91ポイント(0.20%)安の4550.43ポイントと小反落で引けている。
先週まで4週連続で上昇してきただけに、上げが一服する展開。短期的に買われすぎとの見方もあり、利食い売りにやや押された。この日発表された10月の新築住宅販売件数は前月比5.6%減の67万9000件(市場予想:約72万1000件)と下振れ、一連の利上げが景気の重しとなっていることを示唆。米国債が買われ、長期金利を代表する10年債利回りが4.39%(↓0.08ポイント)に低下したが、株買いにつながらなかった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落(下落幅は全て0.7%未満)。ヘルスケアや資本財、エネルギーなどが値を下げた。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が1.59%安、物流大手のユナイテッド・パーセル・サービス(@UPS/U)が1.60%安、フェデックス(@FDX/U)が1.56%安、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が0.58%安と弱含んでいる。
一方、一般消費財や情報技術など4業種は強含み。EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.68%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が0.27%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.31%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.97%高とやや買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
先週まで4週連続で上昇してきただけに、上げが一服する展開。短期的に買われすぎとの見方もあり、利食い売りにやや押された。この日発表された10月の新築住宅販売件数は前月比5.6%減の67万9000件(市場予想:約72万1000件)と下振れ、一連の利上げが景気の重しとなっていることを示唆。米国債が買われ、長期金利を代表する10年債利回りが4.39%(↓0.08ポイント)に低下したが、株買いにつながらなかった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落(下落幅は全て0.7%未満)。ヘルスケアや資本財、エネルギーなどが値を下げた。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が1.59%安、物流大手のユナイテッド・パーセル・サービス(@UPS/U)が1.60%安、フェデックス(@FDX/U)が1.56%安、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が0.58%安と弱含んでいる。
一方、一般消費財や情報技術など4業種は強含み。EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.68%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が0.27%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.31%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.97%高とやや買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。