2024/08/26 09:38
米国株週間相場見通し:もみ合いか
今週のNY株式市場は、米利下げ動向を気にしながら神経質な値動きとなりそうだ。
注目されたジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が想定以上の緩和的スタンスを示したことで、「9月利下げが確実となり、年末までに積極的な追加利下げもあり得る」との期待が強まった格好だが(これにより先週末23日のNY市場は急伸)、今週発表される重要経済景気指標(8月の消費者信頼感指数や7月のPCEコアデフレーターなど)の内容次第では過度の楽観姿勢が修正される可能性もある。また各種指標が大きく下振れた場合は、景気の底割れ不安が強まる恐れがある点にも注意を要する。
なお今週は、29日に発表されるエヌビディアの決算にも注目。AI相場の原動力として市場をけん引してきたが、「AI向け最先端チップのブラックウェルの投入が従来計画より数か月遅れる」と発表したこともあり、売上見通し(ガイダンス)が下振れるかどうかが焦点となろう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
注目されたジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が想定以上の緩和的スタンスを示したことで、「9月利下げが確実となり、年末までに積極的な追加利下げもあり得る」との期待が強まった格好だが(これにより先週末23日のNY市場は急伸)、今週発表される重要経済景気指標(8月の消費者信頼感指数や7月のPCEコアデフレーターなど)の内容次第では過度の楽観姿勢が修正される可能性もある。また各種指標が大きく下振れた場合は、景気の底割れ不安が強まる恐れがある点にも注意を要する。
なお今週は、29日に発表されるエヌビディアの決算にも注目。AI相場の原動力として市場をけん引してきたが、「AI向け最先端チップのブラックウェルの投入が従来計画より数か月遅れる」と発表したこともあり、売上見通し(ガイダンス)が下振れるかどうかが焦点となろう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。