詳細
検索 (期間指定)
期間

2024/11/14 09:04

米国株大引け概況(詳報): 小動き、10月CPIは予想通りの結果 無料記事

 13日のNY株式市場は、前日終値を挟んでもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比47.21ドル(0.11%)高の4万3958.19ドルと小反発する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が50.68ポイント(0.26%)安の1万9230.72ポイントと小幅続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、1.39ポイント(0.02%)高の5985.38ポイントとほぼ横ばいで引けている。
 先週の大統領選挙で結果が明らかになって以降、市場で騰勢が続いていたが、ここ2日ほど失速する流れ。この日発表された10月の消費者物価指数(CPI)はほぼ市場予想通りの結果で、前年同月比2.6%上昇し(市場予想:↑約2.6%)、コア指数も前年同月比3.3%上昇している(市場予想:↑約3.3%)。米国債市場はまちまちの動き。2年債利回りが4.29%(↓0.05ポイント)に下がる半面、10年債利回りが4.45%(↑0.02ポイント)に上がった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。一般消費財、エネルギー、生活必需品などのセクターが強含んだ。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が0.53%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.48%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が1.76%高、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が2.21%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.60%高と値を上げている。
 一方、コミュニケーション、情報技術などの4業種は下落。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.51%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が0.40%高と強含む半面、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.36%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が3.02%安、アナログ半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が3.32%安、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が4.01%安と値を下げている(SOX指数は2.00%安) 。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース