2023/11/27 08:51
米国株大引け概況(詳報): まちまち、短縮取引で活気に欠ける
先週末24日のNY株式市場は、薄商いの中で売り買いまちまちの展開。主要指標のダウ平均は前日比117.12ドル(0.33%)高の3万5390.15ドルと続伸する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が15.01ポイント(0.11%)安の1万4250.85ポイントと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、2.72ポイント(0.06%)高の4559.34ポイントで引けている。主要株式指数は軒並み4週連続で続伸した。
感謝祭(23日)の後、午後1時(米東部時間)までの短縮取引だったため、活気やニュースに欠ける状態。中国絡みのネガティブニュースの出た大型ハイテク株の一角が売られたものの、他のセクターは総じて強含んで引けている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇。ヘルスケアや生活必需品、エネルギー、素材などが強含んだ。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が1.03%高、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が1.10%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.76%高、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が0.46%高で引けている。
一方、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術の2セクターは下落。IT機器大手の アップル(@AAPL/U)が0.70%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.93%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.29%安と値を下げた。アップルに関しては、「独身の日(11月11日)」に中国向けのiPhone売上高が減少し、競合のファーウェイやシャオミの後塵を拝したと報じられたことが重し。また、エヌビディアについても、中国向けAIチップの発売を延期すると伝えられたことが響いている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
感謝祭(23日)の後、午後1時(米東部時間)までの短縮取引だったため、活気やニュースに欠ける状態。中国絡みのネガティブニュースの出た大型ハイテク株の一角が売られたものの、他のセクターは総じて強含んで引けている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇。ヘルスケアや生活必需品、エネルギー、素材などが強含んだ。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が1.03%高、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が1.10%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.76%高、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が0.46%高で引けている。
一方、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術の2セクターは下落。IT機器大手の アップル(@AAPL/U)が0.70%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.93%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.29%安と値を下げた。アップルに関しては、「独身の日(11月11日)」に中国向けのiPhone売上高が減少し、競合のファーウェイやシャオミの後塵を拝したと報じられたことが重し。また、エヌビディアについても、中国向けAIチップの発売を延期すると伝えられたことが響いている。
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